人生道場6〜10
 人生道場(心のメンタルケアーのために貴方と共に)

人生道場6

縁から始まる  出会いの感動を求めて
 いい言葉ですね。人生は総て縁ですね。皆さんと出会えたのも、人生の伴侶に恵まれたのも・・・・。
何歳になっても、人生をを完結すること、つまり生きることに情熱と執念を燃やし、前にお渡ししたサミ
ュエル・ウルマンの「青春の詩」のような気持ちで、日々を送れたらと思います。
 今日はどんな感動に出会えるだろうと思えば、たとえ結果が辛くとも、相手先企業のために全身全霊で
奨めたという満足感が心地よくなるはず。己の欲する所を信じて、相手にも奨めることができた充実感こ
そ、青春の感動に近いものだと確信しています。成果が上がれば、何倍にも喜びは大きなる。ダメで落ち
込んでも、試されている出会いであったと思いたい。むずかしことだが・・。
艱難汝を玉にす、という至言を思い出しながら。

■今月の健康管理 季節の変わり目、ぬるい湯につかって気分転換を図ろう。        


本気になると 世界が変わってくる
自分が変わってくる  変わってこなかったら
まだ本気になっていない 証拠だ
本気な恋  本気な仕事
ああ 人間一度 こいつを つかまえないことには
                 坂村真民氏

本気にならなければ人生は虚しい
 これは宇宙の真理の光に自分の姿を照らし出そうとする男の闘いの詩です。 自分を取り巻く世界が変
わってこなかったら、まだ、本気になっていない証拠。だから、環境を鏡としてもっと自分を掘り下げなけ
ればいけない。
 決意した人間が発揮する力はすごい。性根がすわる。ところが、人間はなかなか決意しない。自分では
どうしてもできないのだ。土壇場に立たされ、崖っぷちに立たされて初めて決意し、そこから人は生まれ変
わったように獅子奮迅の働きをする。奮起した人間は、今度は強い。少々の事ではへこたれないし、愚痴も
こぼさない。やるしかないと自覚しているからだ。自分に甘いのが人間だから、進んで自分を変えようとは
なかなかしない。そこで天という存在が生きてくる。天は自分のことを一番よく知っている。この男はここ
らで性根を入れなければ、もう一回り大きくなれないと観察し、絶体絶命の状況に追い込んでくれる。こう
なると始めは、取り乱しもするが、そうして起こったことはしかたがない、受け入れよう、そこからしか始
まりはないのだと自覚する。人を恨み、自分の不運をかこつ事をやめ、自分の持ち場で最善を尽くそうと努
力が始まる。性根が据わって、信頼できる風格がそこから育っていく。
神渡 良平氏(作家)から、学んだ事です。

人生道場7

出会いの感動を求めて、再び出発
 世の中は苦あれば楽あり、楽があれば苦がある。
成績は上がったほうがいいに決まっているが、景況悪化の今の世の中、なかなかスイスイとは行かない。
人気タレントの萩本欽一氏、こと欣ちゃんは「苦しいときは、いま逆境で苦しいんだから、あとは楽しかな
いと考えるようにしている」と言う。
 松下幸之助さんは、「なんでも失敗するのは成功するまで続けないからだとして、あきらめないで続けて
いると、周りの情勢も変化して、いつの間にか道は開ける。意のごとく運ばないことを失敗というなら随分
ある。しかし、どんなときも禍転じて福となすようにして、結果として成功に導いている」と話されている。

◇かろき苦を克服した達成感こそ宝
 江戸時代前期に広く愛読された作者不詳の『長者教』という町人教訓書の一節には「苦のなき事はあしし。
かろき苦をば堪忍すべし。さのみ楽をきわむれば、あしきこといでくるものなり」として、ちょっときつい
かなというほどの「かろき苦」から逃げるのではなく、進んでぶつかって、それを乗り越えたときの達成感
は、何ものにも代え難いものだと、楽しみは苦労の中から生まれることを教えてくれている。


人生道場8

準備万端、好機到来を待とう
◆自分をほめてやろう
 一生懸命努力しているのに実績が上がらない、自分なりに反省もしベストをつくしたようであるが、どう
にもならない。人生には、そんな壁にぶっかったような時が何回かある。そんなときは、自分をあまり追い
込んではいけない。八方塞がりの状態の時はジタバタせずに、「自分は実によくやっている。この壁は必ず
突破できる」「あと少しだ」と自分をほめて励ますことである。
◆努力と感謝が幸運を呼ぶ
 人間、努力する人は多い。成功者の100%は努力の人である。人並みはずれた努力をしているからこそ、
結果はついてくる。しかし、努力しても感謝せず、不平・不満・不足の心で暮らしていると、「運」がよく
ならない。成功しても長続きしない。運の良い人の共通点は、「感謝」を知っている人だ。努力と感謝が幸
運を呼ぶことを忘れたくない。

◇磯際で舟を破るな・・・・・・物事が九分通り完成し、あと一歩と言うところで失敗することがある。孔子
の言葉に「終わりを慎むこと始めの如くなれば事を破ることなし」とある。何事も最後の最後が肝心。12月は
今年の最後、自分を誉めてもいいが誉めすぎて夢ゆめ気を抜かないように。

人生道場9

楽天的に考えて生きよう
◆今日一日に集中する
 デール・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」を読んで感動した医学生のウイリアム・オスラー(ジ
ョン・ ボプキンス医学校創立)は、「悩みの解消は今日やるべきことに努力を集中し、これまでの過去のことや
明日以降の心配はしないことにある」と悟ってから、目の前にある仕事に全力投球をして大成功を勝ち取っ
ている。
◆楽天的に生きる
 楽天的に生きるということは、一生懸命に生きる事と裏表の関係にある。楽天とは、天を楽しむこと。天
とは、自然、生まれつき、運命と言った意味だから、楽天とは、今の自分を楽しむこと、自分に賭ける事と
もいえよう。
 だから、何事も前向きに受け止め、くよくよせず、目の前の事に一生懸命に、今を精一杯生きることがで
きるか問われるわけです。
◆心配するな
 人生は先行きがわからないからおもしろい。易者の言うように、何でもわかってしまうと人間、希望も夢
もなくなる。今日精一杯生きることに、人間の幸せがあるのだということさえはっきりすれば。
 良寛和尚が弟子に封をした遺言書を渡し、どうしても解決出来ない事態のとき開封せよと言い残した。その
事態 に立ち至った弟子が開封してみると「心配するな、なんとかなる」と書かれてあったという。


 よりスケールの大きい活動のために
      −「マーフイの成功法則」から学ぶ

   @ 人には転機が必ず訪れる。日ごろから肯定的態度で接しよう。
   A 成功者は例外なく大きな望みをいだいているものだ。望むことなくして何事も
     起こらないことを知っているからだ。
   B 将来の夢に対する強烈な欲求が成功へ至る道を開いてくれる。
   C 自分の能力を低く見積もってはならない。それは氷山の一角を見て全体だと思
     っているかもしれないのだ。
   D 能力というものは限界への挑戦によって高められる。「不可能」と思ったら、そ
     のときから本当に不可能になる。
   E 他人とうまくやっていく能力を身につけるためには、まず自分とうまくやって
     いくことが必要だ。
   F 人を許せないのは、いつまでも痛みのとれない傷を負っているようなものだ。
   G 人を嫉妬し憎むことは自分を嫉妬し憎むことだ。結局はめぐりめぐって自分にハ
     ネ返ってくる。
   H 人間関係で悩んでいる人は、他人との折り合いの悪さで悩んでいるのではない。
     自分との折り合いの悪さで悩んでいるのだ。
   I 行動を点検せよ。果たして潜在意識が良き方向へ作動しているかどうかは行動で
     わかる。
   J 考えがなければ行動もない。すべては考えが先行する。
   K 人間は潜在意識という万能機械を持つ1個の自動成長装置だ。そのことを信じよ。
     そうすれば間違いなく成功はあなたのものとなる。
   L 暗示の力は大きい。常に肯定的に受け入れよ。偉大な力を信ずるとき否定的暗示
     は拒否することができる。
   M 科学を拒否してはならない。科学的思考は人を正しい方向へと運んでくれる。


人生道場10

あきらめについて
 よく、あきらめないで頑張れ、とかあきらめなかった結果だ、と言います。この(あきらめ)というこ
とについて・・・・。
 あきらめとは、明きらめと書いたように、物事の本質を、事実をあきらかにすることで、今日的に使
われている諦める、つまりギブアップ、断念することとは本来の意味が違います。見込み客が、どうし
て初回訪問の時と異なって、前向きに検討するに変わってしまったのか? この事実をはっきりつかむ
ことが、あきらめ、つまり悟りというわけです。ですから営業活動は、正に(あきらめ)ることから始
まることをぜひ認識して、情報のアンテナを張り巡らし、感受性を高めたいものです。

次に続く