年度ごとの大菊   2018 TOPへ


2018年(平成30年)は、どういう年だったか?

 世界的には、米朝首脳の初接近があったが大した成果はなし。アメリカ第一主義からくるトランプ政権のハチャメチャ、横暴政策が目についた。日本はよほどしっかりしないと! そのわが国は、自然災害が目立った。記録的な豪雨、強烈な台風、そして強い地震の揺れに次々と襲われて多くの犠牲者、甚大な被害を出してしまった。連日記録的な猛暑にもなった。いつでも「災害大国」に成りうる国だ。
 
また今年は、樹木 希林、桂歌丸、浅丘雪路、星野仙一さんら、著名人の訃報も相次いだ。そして平成最後の年、来年5月途中からは新元号に替わっていく。

 自分的には古稀を迎えた年。古稀を過ぎると、老いの愁いのような心境になることが多くなった。老いのこない人はいないが、この老愁は時としてなかなか払え切れるものではない。心穏やかに、老楽のような日々を送るにはどうすればいいんだろう? 日々の過ごし方が、この老愁を乗り越えるための、ますます大きなテーマになってきそうだ。

拙記 『人生秋の日々 老愁は払えども……』。 2018.08

 振り返ってみると、年明けから浄土真宗の事を、この歳になって改めて復習した。中興の祖 蓮如上人やその後の本願寺の変遷を知った。長い真宗の歴史があって、故郷のわが祖先に繋がってくる。それに落語や古典のCD作りを随分やった。

 今年の大菊づくりのほうはよくなかった。原因不明、暑い日が多かったせいか下葉が枯れていく事態に。水やり、肥料過多、腐葉土か赤玉、培養土か? それでもなんとか介護施設に6鉢持って行った。福助づくりの中鉢寄せ植えにした。
「綺麗ねぇ」「菊があるわ」「こんなに大きい・・・」
利用者さんらの弾む声が聞こえてくる。喜んで観てもらい、半年間の大菊づくりの苦労が飛んでいく。

報恩感謝!
秀山

 







 






 


  

  


  






 



    

菊をご縁に今年もいろいろありがとうございました。  秀山

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